「言いすぎちゃった」と後悔しつつも、「でも今さら謝れない…」
娘が小学3年生の夏に、山に登ったときのことです。
蒸し暑くって、汗ダラダラ。さらに、目指していた山が、橋が壊れて渡れず、引き返して違う山に行くことになりました。それで、娘も集中力が切れたのか、「まだ~」「疲れた~」の連発…
始めは「そうだねー」と答えていたわたしも、とうとうプチッときて
「みんながんばって歩いているでしょ!」
「ここまできたら歩かなくちゃ帰れないんだから!」
と言ってしまったのです。で、その後気まずい雰囲気…娘はあきらかにシュンとしています。私も「言いすぎちゃった」と後悔しつつも、「でも今さら謝れない…」。
そこで、心の中でまなゆいをしました。
「わたしは、言いすぎてしまったなぁと思った自分を、受け入れ認めゆるし愛しています」
「でも子どもも頑張っているなぁと思っているわたしを…」
「なんだかんだ言っても、こんなに歩けるようになってすごいなぁと思っているわたしを…」
そうすると、わたしの気持ちも明るくなってきて、なんと子どものほうから話しかけてきてくれたのです!そして、いつも以上に話がはずみ、帰りは普段いかないのにお茶までして帰ってきました。